信用情報機関での個人情報

ローンやキャッシングの申込みがあった際、金融会社では申込み者の返済能力を審査しますが、本人の自己申告だけでは客観性がありません。

自己申告では「他社での借入なし」であったとしても、その金融会社では他社での借入状況までは分からないので、実際にはその申込み者が多重債務で返済不能の状態になっている可能性もあります。

このような理由で、金融会社は「信用情報機関」を通じて、申込み者の他社での取引状況などを参照しながら与信業務を行っています。

信用情報機関には、利用者の氏名や電話番号などの個人情報、他社での借入状況や延滞などの取引履歴が登録されますので、それらの情報と申告された情報を相互にチェックすることで返済能力の審査がされています。

学生ローンの会社が加盟している信用情報機関としましては、主に以下の会社が利用されています。申込みの際の契約書に、その金融会社が照会に利用する信用情報機関についての記載が必ずありますが、ほぼ以下の会社が利用されているはずです。

株式会社日本信用情報機構(JICC)
http://www.jicc.co.jp/
→ 消費者金融系の信用情報機関

株式会社シー・アイ・シー(CIC)
http://www.cic.co.jp/
→ クレジットカード系の信用情報機関

融資の有無に関わらず、申込みがあった時点でこれらの信用情報機関に「申込情報」の登録がされます。なので、短期間のうちに何社も審査の申し込みをした場合、融資を受けるのは難しくなると考えた方がよいでしょう。

一般的に、この「申込情報」については、照会日から6か月間は情報が残ることになりますが、それ以降は削除されます。また、債務整理などの事故情報については、さらに長い5年間は情報が保有されることになります。

なので、数社で新規の申込が断られた場合、その断られた情報が6か月間は残りますので、半年程度は時間をおいて申込をすることをおすすめします。

また、学生ローンについてはあまり関係ありませんが、住宅ローンなどを銀行から借りている場合は全国銀行個人信用情報センターに情報が登録されます。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)
http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
→ 銀行系の信用情報機関

このKSCについては、平成20年11月に日本学生支援機構が加盟しており、奨学金の3か月以上の延滞者についても情報が登録されることになりました。

主に、消費者金融については「JICC」、クレジットカードについては「CIC」、銀行ローンについては「KSC」 がメインになりますが、金融会社によっては1社だけではなく、複数の信用情報機関が利用されているケースもあります。

この登録される信用情報については誰でも閲覧できるわけではないので、プライバシーは守られています。また、ホームページ上や郵送などで情報の開示請求ができますので、時間のあるときにでも、間違った情報が登録されていないか、定期的に確認してみるとよいでしょう。

個人信用情報の開示請求のやり方

この信用情報の開示請求については、実際に信用情報機関の窓口へ訪問するのが一番簡単かと思いますが、郵送による開示手続きもできます。また、CICについてはネットやスマホでの閲覧にも対応しています。

JICC(日本信用情報機構)の開示請求

JICCの開示請求

窓口での開示手続きのほか、スマホや郵送での開示手続きが可能で開示結果は郵送で本人へと送付されてきます。ただし、CICのように、ネットやスマホでの開示結果の閲覧はできません。

CIC(シー・アイ・シー)の開示請求

CICの開示請求

郵送や窓口での開示請求のほか、パソコンやスマホで開示結果を閲覧することができます。

全国銀行個人信用情報センター(KSC)の開示請求

KSCの開示請求

こちらは郵送でのみ開示請求が可能となっています。学生ローンの場合はあまり関係ありませんが、銀行から住宅ローンなどを借りている場合、その信用情報の開示請求をすることができます。

おすすめの方法としましては、各社で共通して対応している郵送での開示請求が効率よいと思います。定額小為替1,000円を3社分の「3枚」用意し、本人確認書類と開示請求の申請書を添え、各社へ郵送で開示請求するとよいでしょう。

定額小為替については、ゆうちょ銀行や郵便局で発行してもらえます。

定額小為替1,000円

額面1,000円発行の場合、手数料が100円かかるので合計1,100円です。

この郵送による手数料については、現在では3社とも定額小為替分の1,000円(税込)となっておりますが、料金が変更されている可能性もあります。公式サイトにて最新情報をご確認の上、お手続きされることをおすすめします。