名義貸しのアルバイト詐欺にご注意!

学生が被害に遭いやすい金融詐欺に「名義貸しのアルバイト」があります。

これは「消費者金融の市場調査」などの名目でカードを契約させ、高額なアルバイト料が支払われるものですが、実際にはそのようなアルバイトは存在せず、最終的には名義貸しで高額な借金を背負ってしまうというものです。

学生が消費者金融でカードを契約させられた際、「返済については、必ず当社でしておきますのでご安心ください。」などといってカードと借りてきたお金は取り上げられてしまいます。

そして、しばらくの間は返済されて安心しきった頃、ある日突然、金融会社から延滞の電話がかかってきて、この時点ではじめて詐欺に遭ったことが発覚します。その後は連絡がつかなくなり、後に残るのは借金だけです。

例えば、市場調査の依頼を受け、金融会社で50万円を借りてきてそのお金とカードを渡し、アルバイト料で10万円を貰ったとします。学生本人は数時間で10万円のアルバイト料が入り、効率のよいアルバイトだと安心してしまうわけですが、実際には返済されることなく、50万円の借金をそのまま背負ってしまうというわけです。

もし仮に、第三者が本人になりすまし、勝手に契約されたものであるなら、その契約は無効になります。けれども、契約したのが実際に本人であるならば、例えそれが詐欺であったとしても本人名義の借金になります。

通常の場合、カードを渡すようなことはしないと思いますが、数時間で高額なアルバイト料を貰えること、そして返済してもらうにはカードを渡すよりほかないため、あまり抵抗なく渡してしまう傾向にあります。

また、秘匿性の高い調査ということで、金融会社にも確認することなく契約してしまうので詐欺に遭っていることが発覚しにくいのです。

本人は自分の借金ではないという認識のため、高額な借入でも抵抗なく契約してしまいますが、後になって高額な借入を背負ってしまった事実に愕然としてしまいます。学費や資格の取得で背負った借金ならまだしも、何の意味もなく借金を背負ってしまうのはやりきれません。

これはいわゆる名義貸しというものになりますが、例え、友人や家族であったとしても、他人名義の借入は絶対にしないようにご注意ください。